見てないけど怖い思い出 | 出雲でらりほー

◆かてごりー◆
◆現在表示中の記事一覧◆
◆RECENT COMMENT◆
◆出雲ら辺の天気◆


      
<< はたご小田温泉 | main | あの雲は >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
見てないけど怖い思い出

座敷わらしちゃんに会いに行った宿で、暇なときねーちゃんとLineで話していて思い出した怖い話。

若いころ添乗員をしていた。当然自分で宿は選べない。知らず知らずの内にいわくつきの宿にとなってしまってたことももちろん。

そんな日々の中に体験した一番怖かった話。

でも、私は(たぶん)何も見ていません。

 

場所は秋田県のHの湯温泉。とある団体の慰安旅行。

予定よりも若干到着が遅れ、お客様はひとっ風呂浴びてすぐ宴会開始。バスの運ちゃんとガイドさんはバスを清掃してお部屋にお疲れ様。私は荷物をフロントに預けて宴会場のチェックと手配していたコンパニオンさんたちにご挨拶など。

なんやかんやで宴会終了。お客さんはいい気分で解散おやすみまた明日。私はフロントへ荷物取りに行って部屋の鍵をもらう。

その時、フロントの方が「バスガイドさんが、宴会終わったら電話くださいって言ってました。一緒の部屋で寝たいって。」

は?とりあえず電話すると、「あのぉ、一緒の部屋で寝てほしいんですよぉ。」しか言わない。ちょっと粘られはしたんだけど、私は会計とかその日の内にやってしまわないと気が済まない方なのと、できるだけ一人で寝たい方だったので、「深夜までぶつぶつ言いながら電気つけっばで会計やるし」を理由に断ってしまいました。

フロントの人に「なんでかな?」って本当に何となく言ったら『旧館でちょっと建物が古いので、内装もそれなりなので、怖がりの人は苦手かも』と。

団体を受け入れることの多い大きい旅館なんかは、お客さんは新館、乗務員や添乗員は旧館とかって分け方よくされてました。

鍵を受け取り部屋に入る。

普通の和室。新しくはないけど、そーんな気にするほどでもない。天井に模様?が。これは重厚感というよりはまぁ怖いのかも。

一服してとっとと会計書の記入と日報書く。書いてるとき何となく気配みたいなものを感じながらもテキパキ。そして風呂。大浴場まで行かねば。

その時点ですでに12時は過ぎていたであろう。うす暗い廊下を新館まで行っておひとり様大浴場して、自販機でジュース買って部屋に戻る。

ジュース飲んで寝る。布団に入ると天井の模様?絵?が降りかかってくるみたいな感じで重かったのと、なんだか誰かに見られてる感?があって、怖いので電気はつけたまま布団にそれこそ潜り込んで寝た。

気のせいか、布団の外側になんかの気配みたいなものを感じて寝付けなかった。時間を見ようかなとも思ったけど、もはや布団の外の世界を見たくない感じだったので我慢した。その内寝てしまったみたい。

目が覚めたのはたぶん夜明けくらい。向かいの部屋あたりのドアの音で起きた。

バンっ!!(ドアを満身の力で開けた音) ダダダダダダダダダダダダダダーーーーっっ(廊下を全力で走っていく音)

うっせーな。寝坊してんじゃねーよ。しょうがないからそのまま起きて、朝食食べて時間見て諸々やってバスへ行く。

ガイドさんがいたので、挨拶して「昨夜はごめんね」。ガイドさん明らかに寝不足顔で『何号室でしたか?』「207だったよ」『あー、その向かいの203が一番出るんだよ』「へ?」『わたしその隣だったんだけど、昨日部屋に入ってからずっとおじいさんが縁側にいたの。夕食は運転手さんの部屋で食べさせてもらったんだけど、消えることがなくてね。怖くてほとんど寝てない。何もされてないんだけど怖かった』「!!!」

お客さんがバスにやってくると、ガイドさんさわやかにご挨拶。プロだわ。

 

家に帰って思い出してからが怖かった話だ。向かいの部屋の人は何があったんだろう。いまだにそれが気になってはいる。

 

 

JUGEMテーマ:日本のミステリー

| 一生忘れられない話 | 22:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
スポンサーサイト
| - | 22:22 | - | - |
コメント
コメントする









この記事のトラックバックURL
トラックバック機能は終了しました。
トラックバック